積読上等、それが本を好きになる第一歩
こんにちは!じゅんです。
みなさんは本を買っても読まずに積んでいってしまうことがありますか?
俗にいう積読というやつですね。
既に積まれている本があるのにもかかわらず、また新たに本を買ってしまう。
なんとも不思議なことです。
なぜ読まない可能性が高い本を買ってしまうのか・・・
そんなことを考えている内にあることに気づきました。
それは本を買うこと、本を手に入れることで満足しているということです。
本を買う・手に入れる > 内容を楽しみたい
このような関係にあるわけですね。
つまり、コレクターとして本を買っているのです。
さらに、本を読むより、本の表紙をずっと眺めていたり、上からなでてみたりすることが好きな人は本格的にコレクターですね。
はい。私です。
ちなみに、私は本について書かれた本はめちゃくちゃ読みます。
本について書かれた本には、名著や隠れた名作などがあますことなく紹介されているため、コレクターの血がうずいてくるんですね。
そうやって手に入れた本が数多く私にはあります。
本は読むものという固定観念があるため、私も読まないことになんとなく罪悪感を感じてしまっていましたが、よくよく考えてみると好きなものを集めるという意味では、絵画を集めるのも、フィギュアを集めるのも、本を集めるのも何ら変わらないということに気づきました。
本が好きだから集める、それ以外に理由なんかいらなかったんですよね。
眺めているだけで楽しい、そして時々開いて読む、そんなあり方を今は気に入っています。
だって、それは本に多くを求めていないから。
あるだけでいい。
これは私が大切にしていることでもあります。
本を愛でていれば自然と読みたくなる
あるだけでいいといいつつも、全く読まないわけではありません。
一日数ページは必ず読みます。
ですが、これは本を愛でている内に自然と湧き出てくる欲求なので、嫌々する読書とはかなり違いがあります。
もちろん無理して行う読書にもメリットがあると思いますが、人には向き不向きがあるため、あまりそこに逆らわない方が良いように思えます。
最後に、そんな書籍コレクターの心を刺激する、眺めているだけで楽しい本を紹介していきたいと思います。
みなさんも、今手元に積んである本の魅力に気づいてみませんか?
表紙が美しい本
小沼丹 「木菟燈籠」 講談社文芸文庫
川上未映子 「すべて真夜中の恋人たち」 講談社文庫
メアリー・シェリー 「フランケンシュタイン」 新潮文庫
パウロ・コエーリョ 「アルケミスト」 角川文庫
CLAMP 「×××HOLiC(18)」 講談社