メンタル

【実体験】コンプレックスの辛さをやわらげる心の在り方

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はじめに

こんにちは!じゅんです。

突然ですが、私はコンプレックスの塊です。

人間関係、勉強、音楽、外見、全てにコンプレックスがあり、常に引け目を感じて生きていました。

それは今も変わりません。

しかしコンプレックスを気にしすぎることは、当たり前ですが辛いです。

やはり自分の中でなんとか折り合いをつけることが必要でした。

努力不足ではない

出来ない人を努力不足だとなじる人がいますが、私はそれは検討違いだと思っています。

思い出してみてください、幼稚園や小学生時代、スポーツが得意な人と苦手な人がいましたよね。

しかもそれはもって生まれたもので努力の差ではないと、誰もが分かっていることだと思います。

つまり、得意か不得意かというだけなのです。

これはスポーツだけの話でしょうか。

そんなわけないですよね。

人間関係、勉強、音楽、外見、全て同じはずです。

だから出来ている人は努力していて、出来ていない人は努力していないというのは全く当てはまらない。

例えば得意な人にとっての努力は、ちょっと辛いけど、なんとか出来ることです。

不得意な人はどうでしょう。

同じ努力でも身を切られるような辛さを感じるはずです。

つまり、不得意な人がする努力の方が圧倒的にレベルが高い。

最初から平等ではないのに、同じ努力という言葉で片づけてしまう。

これは出来ない人への差別だと思います。

だから、自分を含めてコンプレックスを抱えている人に言いたいです。

コンプレックスを抱えているのはあなたが努力をしていないわけじゃない。

出来ている人間はあなたと同じレベルの高い努力をしてきたわけじゃないということ。

つまりあなたより、上なわけではないのです。

ただ得意だっただけということ。

※2019/11/3 注意点を追記

しかし、だからといって能力がある人に対して「あなたは才能があるから~」と直接言うのは間違いです。

結局、それは相手に対して、「あなたはたいしたことがない」と言っているようなものだから。

怒って当然です。

つまり、「あなたは努力が足りない」というのも、「あなたは才能があるから」というのは、同じくらい相手を傷つける言葉なのです。

相手を評価する言葉は、極力言わないことを心がけましょう。

出来る人に出来ない人の痛みはわからない

なぜここまで断言しているかというと、私にも得意なことと苦手なことがあるからです。

私は囲碁が得意です。大会で優勝したこともありますし、ネットで高段位で打っていますのでそうそう負けない自信があります。

囲碁に関していえば、私は出来ない人の気持ちがわかりません。

感覚で出来てしまっているからです。

努力していないわけではありません。

教室に通い、ちゃんと宿題をやっていき、本も何冊も読みました。

つまり、私も最初は人より努力したからこうなれたんだと思ってました。

しかし、音楽を始めてからその考えは吹き飛びました。

私は音楽に関していえば、囲碁の10倍は好きで、10倍は努力してきました。

しかし、音楽の努力に関する精神への負荷は囲碁の比になりませんでした。

ギターを弾いて、自分の音を聴くのが異常に苦痛だったのです。

心を鬼にして努力をしたこともありました。

でも、結果は囲碁の10分の1も上手くならず、圧倒的トラウマを私に植えつけました。

努力すればなんでもうまくなるというのは、得意な人の戯言だとわかったのです。

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コンプレックスに依存しない

~が出来るから正しい、出来ないから悪いという考えが世の中にはびこっていますが、よくよく考えてみると、なにが正しいのかさっぱりですよね。

興味のない人からすれば、誰が何を出来るなんてことは本当にどうでもよいことです。

私はコンプレックスを強く自覚しているときは、その事に強く依存してしまっているときだと分かりました。

なのでコンプレックスをやわらげる方法は、そのことになるべく依存しないことです。

私は、もし今自分がコンプレックスを感じざるおえない環境にいるならば、他人に何と言われようと、環境を変えることをいといません。

さいごに

どうでしたでしょうか。

みなさんのコンプレックスによる悩みに共感出来ていますか。

コンプレックスは悪いことではありませんが、あまりにも強いとその人の人生に深く影を落としてしまいます。

みなさんもコンプレックスに対して、いろいろ悩み考えてきたことがあるかと思いますが、今回は私が悩んだこと、考えたことを紹介させていただきました。

少しでもみなさんの参考になれば幸いです。

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